外壁の塗料について。
アメリカ製のアクリル樹脂塗料と、

国産アクリル塗料の違いは何でしょうか。
コスト的にもよく、国産のほうが安心できる気がしますが・・・





一般的に 日本国内でアクリル塗料と呼ばれているものは
アクリル樹脂を少量混ぜただけで売られているものがほとんどだと思います。 
事実コストを下げるためには、安価な酢酸系の樹脂を混ぜるほうが原材料費は格段に安くなります。
日本では少し前までは AEP アクリルエマルジョン塗料が主流として使われていました。アクリルに スチレン(人体や環境に悪影響を及ぼす可能性のある物質・・・

厚生労働省指定危険物質)等の樹脂が混ぜられたつまり 合成樹脂塗料なのです。


大切なのは 100%アクリル樹脂の製品かどうか? ということなのです。

日本人の塗装職人では塗れない 塗りにくいというのが 本物のアクリル塗料です。

その優れた特性を活かして創られる塗料は カラーバリエーション、耐久性には 日米では大きく異なります。


解りやすく言うと 日本の塗料メーカーさんには申し訳ないのですが
世界一の住宅塗料の国の製品を使うのか? その後進国の日本製品を使うのか?ということになります。



 

間取り変更について
2階の壁部分を取り払って、広いリビングスペースを作りたいと思っています。

他者に意見を聞いたところ、壁を取り払うと
強度的に問題があるので間取り変更はできないとの事でした。

2×4の建物の間取り変更は難しいでしょうか。



間仕切に関して

一般的なリフォームの会社は 日本では ほとんどが在来工法のため 輸入の工法でもある2x4工法の知識と経験が余りありません。  

そのために多くのリフォーム会社では
「2x4の間仕切や開口部の変更は (私共にはその知識がないので) 出来ません」 というようです。
2x4の工法にはきちんとしたルールがありそれに則って間仕切を変更することは 難しくありません。

構造的に 上階部との壁量のバランスが取れているか? 

体力壁になっている壁なのかどうか? 
上階部の根太材等の継ぎ手になっているかどうか?  

そういったことが判断の基準となります。

通常 2×4の住宅であれば 補強が必要な箇所があったとしても 

上階部からの荷重を受けるためのマグサ(開口部の梁)で補強をすれば 

構造的には問題は少ないと思われます。






①アクリル塗料に関して

一般的に 日本国内でアクリル塗料と呼ばれているものは

アクリル樹脂を少量混ぜただけで 売られているものがほとんどだと思います。 

事実コストを下げるためには 安価な酢酸系の樹脂を混ぜるほうが原材料費は格段に安くなります。

日本では 少し前までは AEP アクリルエマルジョン塗料が主流として使われていました。

アクリルに スチレン(人体や環境に悪影響を及ぼす可能性のある物質・・・ 厚生労働省指定危険物質)等

の樹脂が混ぜられたつまり 合成樹脂塗料なのです。


また、住宅用塗料のメーカーで 世界一と呼ばれているのはどこのメーカーだと思われますか?

 アメリカの Sherwin Williams と いうメーカーです。


一方 日本は塗料の後進国で まだまだ その技術や水準には足元にも及びません。


日本で販売されているアクリル塗料は そのほとんどが アクリル合成樹脂塗料なのです。

アクリル+別の樹脂という 安価で販売が出来るように販売されている塗料なのです。


 アクリル樹脂は今では オートバイ等の風防ガラスの代わりに使われているので 

その強く、軽く、透明度が高い等の優れた性能は広く知られています。

アクリル塗料は 戦闘機の軽量化と耐久、安全性を研究過程で 莫大な研究開発費をかけて 

アクリル樹脂の開発中に発見された いわゆる 米国の軍需産業の副産物なのです。


そのペンキ文化の国アメリカにおいても その塗料の性能や人体や環境に与える影響を

考慮して製品を製造している会社は 下記のサイトのように 限られています。


http://www.askthebuilder.com/100-acrylic-latex-paint-primer-manufacturers/



今回 ご提案していますのは

Weather King® II Exterior 100% Acrylic Latex Paint 


という塗料も こちらに記載されている 製品です。


大切なのは 100%アクリル樹脂の製品かどうか? ということなのです。

日本の塗料メーカーで販売されている 合成樹脂塗料とは まったく異なるものなのです。

それゆえに 日本人の塗装職人では塗れない 塗りにくいというのが 本物のアクリル塗料です。

その優れた特性を活かして創られる塗料は カラーバリエーション、耐久性には 日米では大きく異なります。


解りやすく言うと 日本の塗料メーカーさんには申し訳ないのですが


世界一の住宅塗料の国の製品を使うのか? その後進国の日本製品を使うのか?ということになりま す。


② 間仕切に関して

 一般的なリフォームの会社は 日本では ほとんどが在来工法のため 輸入の工法でもある

 2x4工法の知識と経験が余りありません。  そのために多くのリフォーム会社では

 「2x4の間仕切や開口部の変更は (私共にはその知識がないので) 出来ません」 というようです。

 2x4の工法にはきちんとしたルールがありそれに則って間仕切を変更することは 難しくありません。

 構造的に 上階部との壁量のバランスが取れているか? 体力壁になっている壁なのかどうか? 

上階部の根太材等の継ぎ手になっているかどうか?  そういったことが判断の基準となります。

 肥後様邸の小屋裏の根太方向はまだ確認していないので 断言は出来ませんが

 通常 204の住宅であれば 補強が必要な箇所があったとしても 上階部からの荷重を受けるための

 マグサ(開口部の梁)で補強をすれば 構造的には問題は少ないと思われます。

以上 ご質問の件 簡単にお答えいたしますので ご参考にしてください。